フードプリント事例のイメージ
プリント対象
・OD錠(口腔内崩壊錠)
プリント用途
・イラスト
プリント特性
・乾燥性 ・ 耐光性
・耐擦過性 ・耐湿性
・高解像度 など
インク色材
・染料
インク由来
・合成
特徴
このプリント錠剤は、「可食性インク ラボ」でのフードプリンタでテストとして、市販の「錠剤(OD錠)」に
可食インクでイラストをプリントしました。
OD錠とは、「口腔内崩壊錠」の略です。
唾液や少量の水で崩壊することにより、飲みやすくした錠剤ですが、その特性上、水分を吸収しやすいため、
印刷した後にインクが乾燥し難く、錠剤同士の擦れ合いでインク汚れが発生したり、印刷した錠剤の耐湿性が
乏しくなるケースがあります。
病院で処方される薬の7~8割は錠剤です。パッケージから取り出しても、どのお薬なのかわかるように錠剤本体に製品情報が印刷されていると、調剤ミスや誤飲防止にもつながります。
その為にも、細かい文字や記号がしっかりと鮮明に印刷されていることはとても重要な事です。
この錠剤は10mmほどの大きさです。小さい文字もはっきり印刷できることができました。
今回のサンプルは事例プリントですが、弊社のインクは実際に医療用錠剤への印刷用途で使用されており、高精細かつ高い生産性を実現しています。