プリント対象 » 糖衣錠・FC錠

コーティング錠剤には、下記の糖衣錠(とういじょう)と、FC錠(フィルムコーティングじょう)があります。
●糖衣錠：白または、赤・黄・青などに着色された「糖」で表面を覆い包んだ錠剤の総称です。
　　　不快臭の強い薬剤に用いられたり、糖の甘味で苦い薬剤を飲みやすくしたり、色で区別しやすくしたり
　　　といった利点があります。
●FC錠：薬の表面を水溶性化合物の膜でおおい包んだ錠剤の総称です。
　　　糖衣錠と同様、苦味や刺激臭をなくして飲みやすくする、湿気や光に対して安定性を高めるなどの利点が
　　　あります。フィルムコーティングは多くの錠剤に使用されており、見た目は表面に艶が少なく糖衣錠より
　　　やや劣りますが、製造工程がシンプルで糖衣錠に比べて製造日数が短くてすむという長所があります。

近年では医薬分野において、調剤ミスや誤飲防止などを目的に、パッケージだけでなく錠剤本体にも
製品情報を表示して、薬の識別性を向上させる取り組みが活発に行われています。
そこで注目されているのが、医薬品に接触せずに(非接触で)プリントできる「インクジェット方式」の錠剤プリントで、
素錠やOD錠への錠剤印刷機の導入が進んでいます。
また同様に、FC錠や糖衣錠についても導入検討が進められています。

フードプリント・インク.comでは、フィルムコーティングされた錠剤に印刷することができる薬添インクを
独自開発しております。
糖衣錠、フィルムコーティング錠への薬剤プリントに関しては、フードプリント・インク.comにご相談ください。