プリント対象 » 薬・サプリの錠剤
錠剤には様々な種類があり、主な種類は以下の通りです。
●素錠 :圧縮形成(=打錠)などによって成形したままの錠剤です。
●OD錠 :液や少量の水で溶けるように作られた錠剤です。
突発的な症状でも水なしで飲めるメリットがあり、市販薬にも応用されています。
●糖衣錠:白または、赤・黄・青などに着色された「糖」で表面を覆い包んだ錠剤の総称です。
臭いが強い、苦みが強いなどの薬剤を飲みやすくする、色で区別するなどの利点があります。
●FC錠 :薬の表面を水溶性化合物の膜でおおい包んだ錠剤の総称です。
フィルムコーティングは製造工程がシンプルで糖衣錠より製造日数が短縮できるメリットがあります。
●硬カプセル剤:原料は、ゼラチンやヒドロキシプロピルメチルセルロースなどで、強度などの面からゼラチン
が最も使われています。
●軟カプセル剤:カプセル皮膜で被包成型しており、医薬品のみならず、健康食品やサプリメントの剤形
としても選択されています。
このように、様々な種類の薬、サプリメントの錠剤を目にしていると思いますが、
近年では医薬分野において、調剤ミスや誤飲防止などを目的に、パッケージだけでなく錠剤本体にも
製品情報を表示して、薬の識別性を向上させる取り組みが活発に行われています。
そこで注目されているのが、医薬品に接触せずに(非接触で)プリントできる「インクジェット方式」の錠剤プリントで、
素錠やOD錠への錠剤印刷機の導入が進んでいます。
また同様に、FC錠や糖衣錠、カプセル剤についても導入検討が進められています。
フードプリント・インク.comでは、お客様のご要望、条件を伺いながら薬添インクを独自開発しております。
カプセル剤へのインクジェットプリントに関しては、フードプリント・インク.comにお気軽にご相談ください。